海外FXは危険なの?海外FXのリスクについて徹底解説!

海外FXと聞くと、「なんとなく危険な感じがする…」と思う方がいらっしゃると思います。国内のFX業者と比べると、経営母体があやふやであったりと確かに危険な点もいくつか見られます。危険な点を理解した上で海外FXを利用できれば、より安全なFXライフを送ることができます。本記事を読んで頂き、海外FXの危険性とリスクを理解してもらえると幸いです。それで、実際に海外FXの危険性・リスクを見ていきましょう。

海外FXは「ハイレバレッジ」で危険性がある

海外FXでは日本国内のFX業者とは比べものにならないくらい、ハイレバレッジのトレードができます。国内FX業者の最大レバレッジは現行で25倍となっています。さらに、2020年3月には金融庁が国内FXの最大レバレッジを10倍にまで引き下げること検討中と報道されました。

国内のFXのレバレッジが引き下げられる一方で、海外のFXではハイレバレッジを維持しています。業者にもよりますが、500倍1,000倍、中には3,000倍ものレバレッジを設定しているFX業者もあります。

ハイレバレッジトレードを行うと、ちょっとした為替レートの変動で資金が溶けてしまうことが多いです。自分の思惑通りにレートが動けば、一気に利益が増えますが、資金を失ってしまうリスクも高いのです。

ハイレバレッジはゼロカットで補填している

ここでひとつ、安心してもらいたい点があります。海外FXでは、多額の損失によって証拠金がマイナスとなっても負債は発生しません。マイナスの証拠金分はFX業者が負担してくれます。この制度を「ゼロカット」と呼びます。ゼロカットによって、海外FXのハイレバレッジトレードによる負債発生を防いでくれるので、トレーダーは果敢にハイレバトレードを打てるのです。とはいえ、ゼロカットはあくまでも証拠金のマイナス分を補填してくれるだけで、入金した金額分の損失はもちろん返ってきません。資金を「ゼロ」にしてしまうリスク事態は、ゼロカットがあっても変わらないので注意してください。

海外FXでは信託保全が義務化されいない

海外FXでは信託保全」が義務化されていない点もリスクになります。信託保全とは、FX業者が顧客から預かった証拠金を信託銀行に信託することで、万が一FX業者が倒産しても信託管理人を通じて証拠金が返還される制度です。海外のFX業者は信託保全を行うことが義務化されていないため、倒産しても顧客に証拠金を返還する必要がありません。この抜け目を利用して、悪徳なFX業者が証拠金を顧客から集めた後に破産申請を行い、資金を持ち逃げするということが少なからずありました。日本でも知名度のある海外FX業者であれば、このような悪徳商法をするリスクは限りなく低いですが、信託保全がない以上、100%信頼することはできませんね。海外FXを利用する際は、ひとつのFX業者に資金を集中させずに、いくつかの業者に分散させることをおすすめします。

海外FXは外国への送金手数料が高い

海外FXで利益を出した後、出金を行うことになりますが、この際に海外FX業者から国内銀行へ送金が行われます。ただ、海外FX業者からダイレクトに送金されるわけではありません。他の外国銀行を経由して国内銀行の口座に振り込みが行われます。このため、送金の手数料がかさんでしまい、結果的に送金手数料が高くなってしまうのです。

最近ではbitwalletなどのオンライン決済サービスに対応した海外FX業者も増えてきています。オンライン決済サービスでは、入出金手数料を無料にしているところが多いので、対応している場合は積極的に利用するようにしましょう。

出金停止や取引停止のトラブルがある

海外FXでは、突発的な出金停止や取引停止のトラブルが発生するリスクが高いです。海外FX業者側から見ると、FXは資金洗浄(マネーロンダリング)に利用されやすいので、規約を強化する傾向にあります。これらのトラブルに遭遇してしまうと、出金停止や取引停止を食らうことになります。ただ、何の発表や理由もなく、出金停止や取引停止措置がとられることもあるので、その点は理解しておきましょう。

中小規模の海外FX業者の場合、悪徳な業者が紛れ込んでいることもあります。口座開設後に資金を入金した瞬間、出金停止や取引停止がかかり、資金を奪われることがあるのです。知名度の低かったり、設立されてから間もない海外FX業者は利用しない方が賢明です。大手の海外FX業者の中でも「金融ライセンス」を取得している業者のほうがより安全な業者です。金融ライセンスを取得するためには、顧客を保護する体制を整えることが条件として含まれており、ライセンスを保有していれば少なくとも上記体制は敷かれている証拠になります。

海外FXを利用すると税金が高くなる場合がある

海外FXと国内FXは同じFX取引でも適用される税制が異なります。国内FXでは「申告分離課税」が適用されており、FXによる所得と他の所得を分けて課税を行います。FXにかけられる税率は約20%です。利益の大小にかかわらず、約20%の税率が適用されます。

これに対して、海外FXの場合は「総合課税」が適用されます。総合課税は給与所得など他の所得とFXの所得を合算して税率が適用されます。税率は累進課税により決定されるため、海外FXで得た利益が大きいほど税率は高くなります。FXを副業程度で行っている人であれば、課税方式はそこまで気にしなくても大丈夫です。ただ、FXで本業と同じくらいがっつり稼いでいる人は、税率のバランスを見ながら海外FXと国内FXを使い分ける必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。海外FXを使用する危険性・リスクはゼロではありません。国内FX業者と比べて劣っている面もいくつかあります。ただ、ゼロカットが適用されるなど、投資家の損失補填の面では海外FXが優れています。海外FXの危険性・リスクを考慮した上で、国内FXと海外FXを使い分けるとバランスよくトレードができますよ。海外FXによるトラブルに巻き込まれないためには、日本でも有名な大手海外FX業者を利用するのが大切です。名前が知られていない中小業者は利用しないようにしてくださいね。